DataHaxは9月、静岡市葵区追手町「リブレコインパーキング追手町第1」駐車場に「DENNOU PARK」を提供した。
AIカメラと車番認識を搭載しつつ、“精算機×キャッシュレス併用”方式を導入し、誰もが使いやすい駐車場へと進化した。
「DENNOU PARK」について
「DENNOU PARK」は、自社開発のAIアルゴリズムを活用したカメラによって、駐車中の車を認識し、入出庫時間、料金等を管理。これまで駐車場で行われていた「ゲートでの一時停止」「駐車券発行」「精算機での精算」といったステップを排除し、スマートな駐車を実現している。
また「DENNOU PARK」はAIカメラ等の最小限の機材で運営できるため、事業者は一般的な駐車場システムの2分の1程のコストで開設することができる。
誰もが使いやすく、円滑に駐車できる駐車場が必要
静岡市葵区追手町は、静岡県の行政・文化の中核地に位置し、歴史的な駿府城公園のお堀に近接する特性から、駐車場には多様な利用が見込まれる。そのため誰もが使いやすく、なおかつ円滑な駐車が可能となる駐車場運営が求められていたという。
静岡まつりやなどの大規模イベント開催時には、多数の来場者による駐車場利用が集中するため、スムーズな入出庫と交通の円滑化が必要。さらに、近隣の行政機関、病院、その他各種施設を利用する人などの地域の一般利用者や観光客など、幅広い利用者層に対応できる決済方法や、事故や故障リスクの低減できるシステムも必要とされていた。
ニーズに応える独自カスタマイズを追加
これらの多様な利用状況に対して、混雑時でもスムーズな運用を可能にするため、「リブレコインパーキング追手町第1」では、先進の「DENNOU PARK」の機能に加え、各ニーズに応える独自のカスタマイズを追加した。
1つ目は、スムーズな入出庫の実現。イベント時の混雑緩和と、日常利用者の待ち時間短縮を実現する、高速かつ正確なゲートレスナンバー認証入出庫管理機能を備えた。
出庫の前に、精算機で事前精算
2つ目は、多様なニーズ対応する“精算機×キャッシュレス併用”方式の導入。
キャッシュレス決済が普及する一方で、現金しか使えない利用者も一定数存在する。クレジットカード、ペイペイ決済などのキャッシュレス決済と現金決済の双方に対応する機能をつけ、より多くの人が使いやすい駐車場となった。なお、キャッシュレス決済は出庫後の後払い精算でも利用できる。
3つ目は、優れたユーザビリティ(UI/UX)。
高齢者からイベントで初めて利用する県外の人まで、誰でも直感的でわかりやすい操作方法を備えた精算機・システム設計となっている。
機材がすくないため、事故や故障などのリスクも軽減
ロック板等の資材もなく、開設コストを削減
4つ目は、故障対応などの運用コスト削減。
ゲート機器の接触事故やメンテナンスが大幅に軽減され、運営側・ユーザー双方にメリットを提供。運用開始3ヶ月で、入出庫スムーズ化や利用者満足度の向上が確認されているという。
DataHaxhの今後の展望
DataHaxhは今後、ナンバープレート決済をはじめとする多様な決済手段、ドライバーごとの行動データを活用したCRM、EV・シェアカーなど多様化する移動手段への柔軟な対応を強化。
地域特性や利用者属性に合わせた“きめ細かなサービス設計”を進め、運営コストを抑えながら高い利便性を両立する駐車場DXを推進する。
DataHax代表取締役社長の大西洋平太について
DataHaxは、東京都新宿区に本社を置く企業。
代表取締役CEO創業者の大西洋平太氏は、2010年立命館大学産業社会学部卒業、2014年早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了(MBA取得)。三井住友銀行にて中小企業の法人営業に従事した後に、ブティック型のフィナンシャルアドバイザリー企業でバックオフィス業務を担当していた。
フリーランスのソフトウェアエンジニアとして独立し、複数のAIプロジェクトとウェブアプリケーション事業に参画。2019年にDataHaxを創業して。DataHaxではAIやアプリケーションなど、ソフトウェアの開発から事業開発を担当する。
「DENNOU PARK」により便利になった「リブレコインパーキング追手町第1」を利用してみて。また、この機会に、DataHaxについてチェックしてみては。
■リブレコインパーキング追手町第1
住所：静岡県静岡市葵区追手町9-28
DataHax 公式HP：https://www.dennou-park.com
(ソルトピーチ)
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